世間にある一流企業の広告コピーを、4ミリレベルアップさせていきます。広告・宣伝・広報に携わるそこのキミ、アイデアが生まれ変わるぞ^3^

超一流を4ミリ上回るコピー、見たい?

メーカー

【IKEA(イケア)】 IKEAの広告はなぜ不評の嵐だったのか? その理由を明快解説

投稿日:2017年9月18日 更新日:

散々な言われようだったIKEA(イケア)の電車広告

どうもこんにちは。
コピーコンサルタントよんみりです。
 
今日はIKEAの電車広告を取り上げます。
結構昔のものなのですが、
一つのコピーではなく、
色々な文面で展開されていました。
 


 
もう見てお分かりのように、
どよ~んとした気分になりますよね?(笑)
 
これがウケそうにないことは容易に推測できるのですが、
一体なぜウケないのでしょうか?
 

本当に「スベって」いるのか?

批判する言葉の中でよく見られたのは、
 
「スベっている」
 
というものでした。
 
しかし、実は私は、あまりそうは思いません。
書かれた場面を思わずイメージしてしまいますし、
記憶にも残りやすい。
他の広告に比べて目に止まるのは事実なのです。
 
ただ、この広告を見てIKEAの家具を買おうと思うかと言われれば、
そうは思わないでしょう。
 
結局のところ、問題なのは「面白さ」の部分ではなく、
購買意欲を駆り立てることができていないという部分なのです。
 

モノを売りたいときに絶対に意識しておきたいところ

ところで、人は一体、どのようなときにモノを買いたいと思うのでしょうか?
椅子を例に取ってみましょう。
 
「座り心地がいいだろうな」
「仕事が捗りそうだな」
「子供が暴れても大丈夫そうな作りで安心だな」
「安い割に質の高いものだな」
 
などなど、購入理由は多様に思えますが、
共通点を括りだせば、それは、
 
モノを買った結果、ポジティブな感情が生まれると思えた
 
という一点になります。
 
モノを買う理由というのは、突き詰めればその一点になるのです。
 
食べ物や飲み物なら「おいしそう」
家電なら「便利そう」
クルマなら「カッコいい」
 
具体的にどんな点を重視するかは、もちろん人によって変わりますが、
総じて、ポジティブな感情をイメージした結果、
人はモノを買おうと思うのです。
 

IKEAの広告が失敗した理由

もうお分かりですね?
IKEAの広告が不評だったのは、
ポジティブな感情を想起させることができていないからです。
むしろ、ネガティブな感情にさせるような広告になっていますよね。
 
「スベっている」という批判は、
結局のところ、
不快な感情にさせられたことに対する不満を、
そのように表現しただけと考えるのが正解でしょう。
 
それでは、レベルアップさせましょうかね^ー^
 

いよいよIKEAの広告を大改善!

●元コピー●

彼氏がSNSで、女友達の
おしゃれ手料理に「いいね!」してた。
私のにはしたことないのに。

さあ、ダイニングを変えよう。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

●修正コピー●

私の手料理が、少しおしゃれになった。
彼氏が初めて「いいね!」してくれた。
女友達の評判も上々。

新しい食器で、料理に一味加えませんか?

 
今回は一番上の広告をレベルアップさせました。
4mmどころではありませんね^3^
 
とはいえ難しいことは何もしていません。
食器を買った結果、良いことが起こり、
ポジティブな感情が生まれたことをイメージさせているだけです。
 
最後の「ダイニングを変えよう」も変えました。
「~しよう」はほとんど命令形なので弱めたのと
(この点については改めて詳しく説明したいと思っています)、
そもそもダイニングという単語があまり一般的ではないからです。
ダイニングキッチンなどの言葉はよく聞きますが、、、、
ダイニングって結局なんなの?
って感じですよね・ー・
 
他のIKEAの広告にもパーティーがどうたらこうたらというのがあって、
そもそも日本文化をあまり理解できていないと思われるので、
そこらへんもズレている要因ではありそうです。
 

今回のまとめ

今回のIKEAの広告では、
モノを買う理由の重要ポイントとして、
ポジティブな感情に焦点を当てました。
 
無論、これは広告の話なので、
よくある
「人間的にポジティブなのが最高!」
「ポジティブでなければいけない!」
のような、
浅い自己啓発的な話ではありませんので
ご了承くださいね・ー・
 

次回予告

次回はオレンジジュースのラベルについて取り上げる予定です。
どうぞお楽しみに。
 
あなたは、どんなコピーを作りたいですか? ^0^

-メーカー
-,

Copyright© 超一流を4ミリ上回るコピー、見たい? , 2017 AllRights Reserved.